SHARP Vector Magnetograms
ベクトル磁場は、光球磁場の3次元磁場成分(x,y,z方向成分または動径・θ・φ方向成分)の観測データです。黒点は磁場の強い領域で、下図の白黒は黒点のもつ正負の極性
(S極N極)を表しています。磁気中性線とは垂直方向磁場の正負の境界領域のことで、緑線はNICTが独自に検出した磁気中性線です。また赤矢印は水平磁場を表し、
磁場の歪み具合(シア角)を確認することができます。これらの特徴はDeFNにも入力されていて、目視と比較することでDeFN予測の検証に利用することもできます。
[Updated at Wed Nov 27 08:17:10 2024 JST]
本ページの活動領域(AR)の磁気中性線の計算には、SDOチームが作成したSHARPデータを使用しています。パネル下の活動領域番号(ARID)はSHARPデータ のオリジナル番号で、以下の太陽画像のARIDに対応しています(詳細はJSOC/Stanford大学ウェブと Bobra et al. 2014 Sol.Phys.論文を参照下さい)。DeFNのARIDや NOAA番号と異なることにご注意下さい。DeFNの入力特徴量はDeFN独自の検出領域から計算しています。